こんにちは、ウェブロードの山口です。

直近1か月で、通常のYouTube動画以外にショート動画を23本作って公開してみました。

その結果は下記の通りです。

視聴回数 3,705
フィードで表示 40,000
高評価数 24(低評価数 8)
チャンネル登録者 +7

今回はこのショート動画に関して、1か月運用して思ったこと、気づいたことを共有してまいります。

YouTubeのショート動画と長尺動画

先にショート動画の運用状況をお伝えしましたが、現在(2024.10.16)の弊社YouTubeチャンネルの数値も併せてお伝えします。

動画本数 447本
チャンネル登録者 3,568名
直近1か月の再生時間 360時間
直近1か月の登録者数 50名
直近1か月の収益 5,000円

基本的には長く見られ続ける動画にするために、トレンドはできるだけ追いかけません。

3年後も状況が変わらないと想定されるテーマを選んで動画制作をしています。

ドメインの話などはその最たるものです。

平均的なYouTube動画の長さは10分程度で、ショート動画の場合は30秒程度で作成しています。

重要なのは、どのような視聴者が見てくださっているかということです。

ここは管理画面のキャプチャを見てもらう方が早いので添付します。

長尺動画
ショート動画

通常の動画は45歳以上で58%程度を占めています。

逆に、35歳未満の若年層の視聴率は14%程度で、この年齢層は開拓できていません。

一方で、ショート動画の場合は35歳未満も33%見られており、55歳以上も23%見られており、全世代が均等に見られていることがデータから分かります。

次に動画の息の長さですが、通常のYouTube動画の場合は4年前の動画も順調に再生されているものもあります。

一方で、ショート動画の場合は公開して1日から2日ほどでアクセスが殺到しますが、それ以降は全くといっていいほど再生されません。

2日目以降、ユーザーのスマホの画面に出ることはなくなったのだと思われます。

ショート動画の場合は、短期決戦なので、ユーザーの目を引いたり奇抜で過激なキャッチコピーを使ったりといった表現になりがちなのは、データからも分かります。

画像の「新しい視聴者数」の1,926というのは、そのほとんどがショート動画です。

新規ユーザーがほぼ全てを占めているというのも、ショート動画の大きな特徴です。

新規獲得ではショート動画は非常にパワーがあります。

ただ、瞬発力が大事ですので、公開して1日で一気に視聴回数を稼げる動画になるかというところに全てがかかっています。

私が出したショート動画23本のうち、22本の動画は150回再生以下でしたが、1本だけ2,300再生の動画がありました。

その動画の再生回数は公開して最初の1日で2,000再生を突破しましたが、その後8時間ほどで2,380再生になり、2週間が経過しても2,393という数字に留まっています。

この動画です。

今は1日1再生あるかどうかの動画なので、もうこの動画がバズることはないでしょう。

結論

安定した集客の拠点としてYouTubeをお考えの方は、長尺動画、10分程度のノウハウものをアップロードしていくのが良いでしょう。

その拠点を築いた上で、YouTubeショートで新規集客を行う形は、現在弊社がお試し中ですが、なかなか良い作戦だと思っています。

ちなみに私のショート動画制作時間は1本20分程度で、ネタの考案から作成、アップロードまで行っております。

長尺動画が数時間かかるのとは対照的です。

リピーター獲得にはYouTubeの長尺動画、新規集客の目的はショート動画を利用するのが良いと、ここまで使ってみてそう感じています。

結論として、ある程度長尺動画のストックができれば、フローとして一攫千金のショート動画はチャレンジする価値があると改めて思いました。

編集後記

ショート動画はテンプレートに乗せているだけなので量産ができるのです。

しかし、あまり質の悪いショート動画を量産するとチャンネル自体の質が下がりそうだと感じます。

1つ1つのショート動画にもっと時間を割いて、質の高い内容でご提供したいと考えています。

最近はショート動画制作も、僕の重要な仕事の1つになっています。

今月もここまでお読みくださりありがとうございました!

また次回のメルマガでお会いしましょう!

投稿者プロフィール

山口 敦
山口 敦
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら

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