今回は、金額以外で制作会社の差ってどこで見分けるの?っていう話をしていきたいと思います。

小規模事業者とか個人の方では、ベストは自作でホームページを作って、運営するっていう方法ですが、例えば社員の方が数名いらっしゃったり、WEB制作自体を人に任せてしまいたいっていう会社様も結構な割合でいらっしゃいますよ。

そんな時に重要になってくるのが、どんな基準でホームページの制作会社を選べばよいのかっていうところです。

「ホームページ制作会社 選び方」などのキーワードで検索しても、色々な情報が出てきて、結局どこで選んでいいのか分からないと、多くの方が思っておられると思います。

良いホームページ制作会社の調べ方がわからない場合、Google検索等で調べることが多いと思いますが、結局調べて、何が何か、どこがいいのか、どういう基準で選べば良いのかがわからない場合は、最終的には金額になりますよね。

価格が選ぶ基準になってしまうっていうことが多いと思います。

しかし、価格もピンからキリまで、制作会社によって違いますよ。

実際、価格以外のところで何を見ればいいのか?っていうところを3つのポイントに絞って、金額以外で制作会社のどこを見れば良いのかというお話をしていきます。

ChatGPTにて作成:https://chat.openai.com/

1.技術的側面からは判断しない

1つ目は、WordPressを使えば大抵のことはウェブサイトでできますので、技術的側面からは判断しようとしないということになります。

ウェブサイトを作るときに標準的なツールになっているWordPressですが、このWordPressで作る制作会社っていうのは多くなっています。

WordPressでの制作は、スマホで例えますと、本体を買ってきてアプリをインストールしていく、そんな感じでWordPressのホームページ制作は進めることができるんです。

つまり、スマホでもアプリがあれば色々な機能が追加できますが、それと同じ感じで、WordPressのホームページにも、スマホにアプリを入れるような感じで、様々な機能を入れることができるんです。

WordPressの場合は、そのスマホで言うアプリは「プラグイン」という呼び方をしていて、このプラグインをWordPressに追加していけば、例えばお問い合わせフォームであったり、カレンダー機能であったり、スライドショーの機能であったり、様々な機能がどんどん取り付けていけるのです。

スマホに色々なアプリを入れるかのように、WordPressのホームページに色々な機能を取り付けていくことができるんですね。

そのような、簡単にホームページを構築できる仕組みが今、ネット上で揃っています。

昨今は自作できる人が多くなってきています。

そんなWordPressの、簡単に機能を追加できる仕組が、多くの事業者で自作を可能にしているんです。

ですから、よほどの大企業とか、手の込んだ大規模サイトを制作する場合以外は、数百ページ規模のサイトであっても、WordPressで問題なく制作できますし、制作会社によっては、WordPressを使うことで、色々なプラグインですね、アプリがありますので、技術的な差っていうのはそれほど出てきにくい状態になってるんですね。

ただ、注意しておいてほしいのは、簡単にできることも、専門知識がなければ技術的には難しいということで、お客様との知識差を商売にしている制作会社もあるんですね。

少しググってみれば、誰もが入手できる技術で、現在のウェブサイトの多くが作られていることが分かります。そういうことを知っておいてほしいんですね。

ですから、昔のように、専門家しかウェブサイトが作れないっていうことはなくてですね、ITによほど詳しい人以外は、制作会社を技術面で判断するのは不要であるというくらいまで言えることができます。

そういう制作の現状があります。つまり、WordPressを使えば大抵のことはどの制作会社さんでもできますので、あなたがもし発注側とすれば、技術的な側面から判断しようとしなくてもOKです。

ほとんどの会社で同じようなことはできるという理解で問題ないです。

そこを制作会社選択の切り口にしなくても良いということになります。

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2.メールや文字情報のやり取りが丁寧かどうか?

次に2つ目ですね。金額以外で制作会社の差、どこで見分けるのか。

コミュニケーションが取りやすいかどうか?メールや文字情報のやり取りが丁寧かどうか?ここで判断してほしいと思います。

ホームページ制作は、長期間にわたって、文字ベースで依頼事項のやり取りをすることになります。

大きなサイトになればなるほど、やり取りの回数も増えますし、お互いにコミュニケーションが取りやすい状態でなければ、やりとりって疲れてしまうんですね。

ですから、気持ちの良いコミュニケーションができて、発注側も受託側もストレスのないやり取りができれば、制作部分にどちらも全ての神経を集中させることができます。

制作に集中できれば、より良い成果物になりやすくなるということになります。

コミュニケーションが取りやすい会社さんかどうかっていうのは、お問い合わせの段階からチェックしてみてください。

初めてのお問い合わせの返信に2日も3日も待たされる状態でしたら、実際に制作が始まった後も、ちょっとのことで待ち時間が長くなったり、早く返事が欲しい内容にも時間がかかるなーって思ったり、ストレスがかかりそうだと思いますよね。

そういう想像っていうのが結構当たったりするんですね。

また、注意しておいてほしいのは、最初にはすごく丁寧なやり取りをしてくださる方やなと思ってたけれども、途中からズルズルと対応が遅くなってきたり、メールの書き方が少し雑になってきたなとか、そういう場合も出てくるんですね。

こういう場合は、ちょっと難しいんですけれども、これは、次ののところですね。2番目のところでどう判断するかをお話ししていきます。

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担当者の人柄や信頼性、誠実か、信用に足る人かで決める

3番目ですが、制作会社とは長期的に付き合うことになるので、担当者の人柄や信頼性、誠実かどうか、信用に足る人かどうかで決めるという内容になります。

一番重要なのが、この判断力ですね。

もちろん、制作前には、事前に顔を合わせを行うと思いますので、1時間から2時間ぐらい、事前にミーティングで打ち合わせを行って、そこでスキル的なものよりも、参加者の人となりとか、会社の雰囲気とか、そういうのをチェックしておくことがおすすめになります。

ビデオ会議だけでも、昨今はわかりますよね。

どんな相手さんなのかなっていうのが。

技術力がありそうだけれども、ちょっと上から目線やなとか、物言いがちょっときついかなとか、初心者向けにきちんと質問に答えてくれなさそうだなとか、まあ、少しでもそういう良くない雰囲気を最初に感じ取った場合は、発注しない決断をします。

そういう勇気を持った選択をしてほしいと思います。

この、多少のズレというか、違和感というか、そういうところって、結構後々まで大きく響いたりするんですね。

あの時、やっぱり断っておいたら良かったとか、やっぱりあんまりいい感じじゃないなと思ってたけれども、やっぱりそうだったとか。

だいたい最初の第一印象の部分っていうのは、当たることが多いので、ある程度その調査もちょっとしてもらったから悪いなとか、そういうのを考えずに、後々のことを考えて、断ると、やっぱりやめると連絡を立ってしまうと、そういう選択でいいのかなと思います。

もちろん、事業用としてホームページを外部に制作してもらうっていうのは、基本的にはホームページの長期利用が前提ですよね。

保守管理とか、運営のサポートを充実させている会社さんとか、そういう運営ノウハウの会社があるというところも、一つの選択する目安にはなってきます。

もちろん、WordPressの場合は、外部に保守を委託しなくても、自社運営は可能です。

しかし、プラグインの更新とか、WordPressのアップデート、スポットでの難易度の高い対応とか、そういった場合、お願いしたいなってなることもあります。

そこは制作してもらった会社さんとお付き合いする方が、制作した時にその中身もわかっていますので、修正対応が早かったりとか、情報共有していてすごく楽になるとか、メリットが出る部分は絶対発生してきます。

とにかく、人柄とか、誠実かどうかとか、そういう部分を中心に見ていっていただけると、一番良いと考えています。

相手の立場に立って、急いでいるなと思えば、迅速に対応してくれたり、定期的な保守管理を頼んでいる場合であったら、多少の作業は無償で行ってくれたりとか、金額が安くても、ここからここまでしか弊社では対応しませんっていうような区切り線を引いたような確実的なサービスよりも、持ちつ持たれつの関係を築いていく方が、ウェブサイトの継続運営はやりやすいです。

制作会社側としても、相談すれば高く取られそうだなとか、簡単な修正なので軽んじられないかなとか、お客様がそういうふうに思っておられるんじゃないかなっていうのは、なんとなくわかるんですよね。

そういうことを考えずに、気楽に電話できたり、チャットできたり、SNSでメッセージを送ったり、担当者同士でそういう関係性を構築できていると、ホームページ運営は、規模の大小に関わらず、大きい会社とか小さい会社とか関係なくですね、非常にストレスがない状態で進めることができます。

ウェブサイト自体が機械的に自動的に作られたり、修正が勝手にされたりするようなものではないので、全ての作業が人手を介した作業になりますよ。

そのために、どんなツールを使うかっていうよりも、人柄が信用できるかどうか、誠実な方かどうか、話しやすい方がどうか、その部分で決めると良いです。

技術的なことは、1番目で申し上げましたように、WordPressであれば、簡単に解決できることがほとんどで、どうにでもなります。

対人ストレスとは無縁のホームページ運営をするためには、ストレスのないお相手と組んで制作を行うっていうのが、僕が17年間のホームページ制作業で見てきた中ではおすすめです。

ストレスがかからずに楽に双方良好な関係で成果を上げることに集中できます。

ちょっと連絡しにくいなとか、そういうことを抜きにして、成果を上げること、つまりお互い同じ目標に向かって進むことができます。

やっぱり人柄とか信頼できる人かどうかとか、そういうところになってくるんですね。

そこを一番大事にしてほしいです。制作業者を決定する際はそこを重点的に見てほしいと思います。

まとめ

1番目は、WordPressを使えば大体のことはできますので、技術的側面からは、まず判断しなくても良いということです。

2番目は、コミュニケーションが取りやすいかどうか、メールや文字情報のやり取りが丁寧かどうかというところを見てください。

3番目は、制作会社とは長期的に付き合うことになるので、担当者の人柄や信頼性、誠実かどうか、信用に足る人かどうかっていうところで決定してください。

そうすれば、多くの場合で問題が起こりにくくなります。

金額以外ではこういう視点で選んでいただけると、選択間違いが少なくなると感じます。

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投稿者プロフィール

山口 敦
山口 敦
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら

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