「カスタム投稿のアーカイブページに表示させる内容を変更してみたい!」と思うことはありませんか?

アーカイブページの表示について

カスタム投稿のアーカイブページには、通常は記事の一覧が並んで表示されます。

この記事の方法を使えば、このように、カスタム投稿のアーカイブページに、別の固定ページで作成した内容を表示させることができます

Lightning G3 Proで適用できる方法です

ステップに沿ってお伝えしていきます!

Lightningの設定①

外観 > カスタマイズ > Lightning アーカイブページ設定  から、固定ページの内容を追加表示させたいカスタム投稿タイプを選択します。

今回の例では、テストカスタム投稿を選択します。

STEP
1

Lightningの設定②

表示タイプとカラムで、表示タイプを「Lightning標準」以外の設定にします。

ここでは、テキスト1カラムを選択して、設定を保存しておきます。

STEP
2

表示させたい固定ページを作成する

表示させたい内容を固定ページで作成していきます。
今回は、このような形で作成をしました。

固定ページのパーマリンクを設定します。
今回は、replace-testとしました。

ここで入力したパーマリンクを次のステップで使用するので、控えておきます。

STEP
3

functions.phpへの記述

functions.phpにコードを記述して保存します。

・testにはご自身のカスタム投稿タイプのスラッグを入力してください。
・replace-testには、先ほど作成した固定ページのパーマリンクを入力します。

STEP
4
add_filter( 'is_lightning_extend_loop', function( $return ){
    // 改変するアーカイブページを指定
    if ( is_post_type_archive( 'test' ) ){
        // ループエリアの改変を有効にする
        $return = true;
    }
    return $return;
} );

// ループエリアに指定の内容を表示
add_action( 'lightning_extend_loop', function(){
    // 改変する投稿タイプ(ここでは test を指定)
    if ( is_post_type_archive( 'test' ) ){
        $args        = array(
            'post_type'   => 'page', // 固定ページ
            'name'        => 'replace-test', // 表示させたい固定ページのスラッグを指定
            'post_status' => array( 'publish', 'private' ), // 非公開でも取得するように private を追加
        );
        // 特定のスラッグの投稿を取得
        $posts_array = get_posts( $args );
        if ( $posts_array && is_array( $posts_array ) ) {
            // スラッグを指定して投稿を取得しているので0番目の投稿の本文の内容を取得
            $content = $posts_array[0]->post_content;
            // 本文を表示
            echo apply_filters( 'the_content', $content );
        }
    }
} );

カスタム投稿タイプのスラッグって?

Custom Post UIで作成した
カスタム投稿タイプの場合

Lightningで作成した
カスタム投稿タイプの場合

カスタム投稿タイプは、プラグインなどを使用して作成が可能です!
カスタム投稿の作り方については、こちらの記事でもご紹介しています。

アーカイブページを表示して確認する

アーカイブページを開いてみます。
すると、先ほど作成した固定ページの内容が表示されていることがわかります!

STEP
5

アーカイブページにデフォルトで


表示される部分を非表示にするには?

アーカイブページにデフォルトで表示される記事一覧を非表示にしたい場合は、CSSを記述することで実現可能です!

管理画面の外観から、カスタマイズを選択します。

追加CSSを開きます。

こちらの記事を参考に、特定のカスタム投稿タイプにだけCSSを反映させるように記述をしていきます。

今回は「テストカスタム投稿(スラッグ:test)」に適用させたいので、このように記述をします。

.post-type-test .vk_posts {
	display:none;
}

testには、ご自身のカスタム投稿タイプのスラッグを入力してください。

すると、デフォルトで表示されていた部分が非表示となり、固定ページで作成した内容のみが表示されます!

使用例ー店舗一覧の表示カスタマイズー

店舗一覧のカスタム投稿があるとします。
デフォルトでは、アーカイブページはこのように、店舗一覧が並んで表示されています。

デフォルトの表示を非表示にして、固定ページで都道府県ボタンを作成して、表示させます

たとえば、「大阪」のボタンをクリックすると、大阪府の店舗一覧がポップアップ表示されます。

表示されたポップアップから、各店舗の詳細ページにリンクすることもできます。

※この例ではPopup Makerを使用しています。

関連記事
簡単にポップアップを作成!「Popup Maker」の使い方
【個人情報保護】Cookieの利用同意のポップアップの作り方(Popup Maker)

上記のような方法で、カスタム投稿のアーカイブページにお好みの内容を表示させることが可能です!
お好みに合わせて、ぜひ色々とカスタマイズしてみてください。

投稿者プロフィール

Mayu
Mayu
Webサイトに興味をもち、独学でHTMLやCSSの勉強を始め、その後、スクールでAdobeソフトの使い方やデザインについての知識を習得する。
同時に、様々なWebサイトがWordPressで作られていることを知り、お客さまに喜んでいただけるサイト作りができるよう、WordPressの仕組みやユーザー視点での文章表現、デザインスキルを日々学ぶ。
2022年10月より、株式会社ウェブロードに入社し、お客様のサイト制作、修正やページ追加、操作サポートを行っている。

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