ウェブロードは西宮商工会議所の法人会員です。
2008年6月に西宮に引っ越してきて、その数ヶ月後にたまたま商工会議所の方がホームページ制作の件で弊社に電話をしてくださったことがきっかけで、そのまま2009年4月1日から入会するという流れになりました。
電話の内容というのが、商工会議所会員の会社の方がホームページを制作したいということで、西宮市の制作会社を探していて、貴社の制作の話を聞かせて頂けませんかというような内容でした。
その紹介してくださった方は途中で制作を断念することになりましたが、その件がきっかけで私は商工会議所の所員と仲良くなり、商工会議所というものがどのようなことをやっているかを聞く中で、個人でも入会できるということを知り(2008年6月当時は株式会社ではなく個人事業者でした)、そのまま翌年度付けで入会する流れになったのです。
商工会議所というのは基本的には多くの市町村などの地方自治体がバックについて、事業者の様々な事業のサポートをしてくれている団体です。
西宮商工会議所の場合は株式会社などの法人であれば2万円、個人事業者であれば1万円の会費を支払うだけでさまざまなメリットが受けられます。(どちらも1口(最小費用)の金額です。)
月1回の所報の送付や、起業・融資相談など、そういった基本的な事業のサポートはもちろんですが、僕が一番商工会議所に所属していて感謝しているのはビジネスパートナーの紹介です。
小さな会社が事業を継続していこうと思えば何よりも売上を上げていかなければなりません。売上を上げるためには営業をしなければなりませんが、個人レベルの会社であれば営業は非常に労力も時間も掛かる一朝一夕にはいかない業務であるというのは明らかです。
弊社はウェブ制作やホームページ運営のサポートを中心に事業活動をおこなっているのですが、こういった情報を商工会議所に登録しておくだけで様々な紹介が受けられます。
どのような事業していても、全て自社で完結できるという事はなく、他の会社の協力をなくしては会社を大きくしていくことなど不可能です。
そんな時、今ならインターネットの検索エンジンで事業パートナーを探したりすることも多くなっていますが、多くの事業者にとってインターネットでの情報では、なかなか飛び込んでいけないものがあるのです。
インターネットから見つけたビジネスパートナーで、全く知り合いなどを介していない場合は、一から人間関係を構築していかなければなりません。
しかし、西宮商工会議所が間に入ってくれて仲介してくれるとなると、一気に安心感や信頼感という裏付けが得られることになります。
商工会議所は、事業者がビジネスパートナー探しに困るという事を見越して、率先してビジネスパートナーの紹介を行ってくれるのです。
前述の通り、西宮商工会議所なら、個人事業主は、たった年1万円で様々なサポートが受けられます。
法人会員は2万円ですが、法人であれば、この見返りの大きさから考えると2万円ぐらいは大した費用ではないかと思います。
これは確実に投資回収できる、有効な生きたお金になります。
たまに西宮商工会議所や近隣の伊丹や宝塚や尼崎などの商工会議所と合同で、商談会や交流パーティーなどが開催されることがあります。
たまに開催されるこういったビジネス交流会は、民間の会社が開催するようなものよりも参加するメリットは大きいと言えます。
交流会の案内があれば、積極的に参加するのがオススメです。
商工会議所の所員の方にお願いすれば、自分が紹介して欲しい技術を持った方や、知識を持った方などを、様々な人脈を駆使して連れてきて下さいます。
ビジネスをどんどん成長させたい方や近隣で良きビジネスパートナーを見つけたい方には非常に有効な場となるでしょう。
一番パートナーを見つける上で有効なのは、やはり人を介しての紹介というところが心強く、安心感が持てます。
Webで仕事をしている私が言うのも何なのですが、webではダイレクトに繋がりたい人と繋がることのできる反面、間に仲介者などの人的な背景がありませんので、関係を太くしていくには時間も労力も掛かることになります。
僕が西宮商工会議所に入会して感じている最大のメリットはここにあります。
実際に何人もの方をご紹介していただきましたし、その紹介して下さった方とのお付き合いは、今でも継続して続いております。
しかも紹介して下さった方は物理的にも近隣の方なので、さらに紹介が紹介を生むという好循環がもたらされる可能性もあります。
自分の仕事振りが試される時です。仕事において紹介が紹介を生む循環に持って行くことができれば、事業はかなり安定してきます。
スモールビジネスにとってこの流れは事業継続の観点からは避けては通れないものであり、一番堅実な繁栄をもたらす方法なのです。
西宮商工会議所入会時には知らなかったのですが、商工会議所入会の8年後、2016年10月から西宮商工会議所青年部にも入会しました。こちらは年会費が12,000円です。
5つの各委員会に分かれ、事業者向けの研修会を開催したり、セミナーに参加したり、楽しく活動しています。
青年部は、西宮商工会議所の会員で、かつ、30代~50歳未満の経営者が入会できるということで、早速入会しました。色々な社長さんと楽しく飲み会やイベントの企画が出来るので、僕個人的には性格に合った場所だなという感じです。
42歳(2017年8月現在)の僕は、年の近いメンバーしかいないので、割と気軽に学生時代のクラブ活動的な感じで参加しています。
商工会議所は、実は入会しているだけですと、月に一回会報誌(「レポルト」と言います)が来るだけで、無料セミナーや、参加型の勉強会に出席したり、直接商工会議所に赴き、自分に合う補助金がないかを職員さんに聞いたり、”積極的に”動いていく必要があります。
ただ、積極的に年に数回開催される交流会などに参加して、商工会議所の職員さんの顔なじみが増えて来れば、僕の場合でしたら、ホームページを作りたいという会員さんがいらっしゃれば、商工会議所の職員さんが電話などで連絡をくださって、引き合わせてくれたり紹介してくれたりします。
一方で西宮市商工会議所の青年部ですが、西宮商工会議所の会員ということが前提で、経営者及びその後継者、または幹部社員、若しくは個人事業主の方で、50歳未満であれば入会可能となっています。
会社の代表者であれば、青年部にも問題なく入会できる資格があります。
会費は西宮商工会議費(個人は10,000円)とは別途、年額12,000円になります。
青年部のメンバーになると、メンバーの会社の住所や電話番号と顔写真が掲載された手帳が全員に配布されるのですが、その手帳には、青年部メンバー各人の卒業年度も記載されます。
商工会議所の場合は入会の意志があれば、必要書類に記入して提出するだけで入会完了できるのですが、青年部は少し事務手続きが異なります。青年部の新規入会会員様の場合は、事前に入会申込書を記入し、会長・副会長等の面接を受けた後、入会後すぐの役員会に出席して、入会承認の議決を取るという流れになります。
入会審議ではほぼ例外なく承認は得られます。形式上は固い感じがしますが、合議制の儀式的なものです。集団で動くためにそういったプロセスを踏むだけですので、実質は本当に気楽な感じです。
とりあえず青年部入会前に知っておくと安心なことは上記のことではないかと思います。
青年部入会後は、例えば2017年度でしたらまず「研修委員会」に所属になりまして、(僕も2017研修委員会メンバーです)月1回の委員会で勉強会やセミナーなどの事業企画や、市民まつりや酒蔵ルネサンス出店のサポートなどを行なっていくことになります。イベントは年度ごとにスポーツ企画や講師例会など様々です。
ただし、青年部の委員会での活動と、青年部の全てのイベントの参加は「完全に任意」ですので、通常、月1回委員会が開催されるのですが、出席者はいつも1/3から1/4くらいのメンバーです。ちょっと少なくて寂しい感じもします。
委員会は全部で5つに分かれていまして一つの委員会に現役メンバーが30名ぐらい所属しています。全く参加していないメンバーもいるのですが、僕から見ると、すごくもったいないと思っています。
みんなで事業として楽しめることを企画して、それを実行していくという学生のサークルの様なノリで楽しめる場所です。
だからみんな非常にフランクで仲良くなりやすいです。僕の場合は、月に1~2回は必ず飲み会に参加している感じです。インフォーマルな集まりも有志ではよくあるようです。
仕事が最優先という事を全員が理解していますので、参加すればするほど知り合いが増え、仕事での関わりが増えるというメリットはありますが、圧倒的多数なのは、年に1回とか2回とかたけイベントに参加されるメンバーです。僕個人的には楽しんでいます。
ちなみに、僕がこの記事を書いたのはただ単に近くに自分の仲間を増やしたいだけであり、特に西宮商工会議所や青年部から依頼されたりといったことはありません、念のため。
関連する記事 → 僕が商工会議所の異業種交流会に参加する理由
この記事の続きの記事 → 商工会議所青年部の役員で得られたこと
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投稿者プロフィール
- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら
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