検索エンジンが普及した現在、ユーザーは調べたい事柄が出てくるとGoogleの検索窓にキーワードを入力し検索結果を見ます。
1.検索結果でどのサイトの情報を見ようかと1ページ目を眺め、
2.自分が調べたいと思っている情報がありそうな見出しを持つサイトのリンクをクリックし、
3.そのサイトに訪問しそこで情報を得ます。
これが僕らが常識としてきたGoogle検索の使い方でした。
近年その流れが変わり続けています。
簡単な調べものをGoogle検索で行うときに、特定のサイトにアクセスしなければならないことはほぼ無くなったと思われます。
検索結果の段階で、すべて情報が整理されて表示されるからです。
実際の検索結果画面の事例
ここで実際にGoogle検索を使ってどのようなことが起こっているのかを改めて確認していこうと思います。
例えばある調べ物、「5G」の次の「6G」なんてあるのかな?っていうことを調べようとしたとします。
「6G」でGoogle検索を調べてみますと下記の画面になります。
今までのGoogle検索では、調べたキーワードに関するサイトが、上から順番にタイトルや見出しと簡単な説明文が一緒に表示されます。
その中で、自分が求めている情報を持っていそうなサイトを検索画面結果で判断し、クリックしてサイトを訪問し、そのサイトで情報を確認します。
しかし、上記の検索結果の画面を見ますと、検索順位の間に「他の人はこちらも質問」という情報が差し込まれているのがわかります。
「6G」で検索した時に、最初「他の人はこちらも質問」のところは4項目しかありません。
しかし、一度どれかの質問をクリックするとさらに増えて行き、別の質問をクリックすればまた増えていきます。
アコーディオン形式で、質問と回答をGoogle検索結果画面のみで完結させています。
こうなりますと、そもそものSEOが自分のサイトにユーザーを訪問させるというのが大きな目的なのですが、検索結果に組み込まれて、その検索結果の画面上で要約文章だけを各サイトが利用されているイメージになっています。
もちろんそのような質問が並ぶ中で、実際にさらに続きを読もうと自分のサイトに訪問してくれるユーザーは、本当に自らのビジネスやサービス・商品にマッチしたユーザーであるといえるかもしれません。
ただ、検索結果からユーザーを自社のサイトに誘導してくることの敷居が非常に高くなったと考えて間違いないでしょう。
1ページ目の検索結果は広告が出ることもありますが、1位~3位くらいに自社サイトが出ていればOKという時代は過ぎ去りました。
「他の人はこちらも質問」の項目がある限り、そこをクリックして情報収集をするユーザーは、検索エンジンの検索結果ページの中で、全ての情報収集を完了させてしまうのです。
つまり、それ以上先の個別企業のホームページへアクセスすることなく、その情報収集行動に満足し終了してしまうことが多くなると考えられます。
「他の人はこちらも質問」にサイト運営者はどう対応すればよいか?
ここからも分かるように、ユーザーはページの移動を嫌いますので、1ページ内で情報は完結させるのはサイト運営者がコンテンツを作る時にも言えます。
進化し続けるGoogleの検索エンジンからいかに自社サイトに誘導してくるか、タイトルや見出しはもちろん、一番肝心なコンテンツのユーザーに寄り添った充実化を、継続的に考え、改善し続け、また生み出す必要があると改めて感じます。
一つの完成されたサイトだけで情報を収集する時代はすでに終わってしまったのです。
Googleは検索エンジンを使うユーザーの満足度を上げるために、今後も更なる検索結果の充実を行います。
将来起こる変化はさらなる検索結果画面の充実化です。
それを踏まえて、サイト運営者が何を行えばよいのか?
Googleの検索結果で取り上げられやすい見出しを作り、要約文章を作り、ユーザーの役に立つ読みやすく見やすくわかりやすい整理された情報を作る、今までとやることは何ら変わりません。
ユーザーに選ばれるコンテンツを作り続けることが、検索結果画面の変化に対応する一番の対策になります。
検索結果内の「よくある質問」で解決できない深い問題や、より深刻な悩み、必ず解決しなければならない課題を抱えているユーザーのみが、各サイトにアクセスしてくれることになります。
各サイトのSEOでのアクセス減が予想されますが、自社の商材を求める、より質の高いユーザーのみがアクセスするようになる変化が、今現在検索結果では起こっていると考えています。
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投稿者プロフィール
- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら
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