現代において、自社のホームページを持つことは、もはや当たり前の時代になっています。
作成する目的は、集客が目的であったり認知拡大が目的だったりとさまざまですが、どういった目的であっても作成後の保守管理は非常に重要です。
今回は、ホームページの保守管理費用とはどういったものなのか、無駄にしないために抑えておく必要がある5つのポイントをご紹介します。
HPの保守管理費用とは
ホームページを作る際にお金がかかるイメージがあるのは当たり前ですが、作成後に保守管理費用が発生することを知らない方も多いのではないでしょうか。
保守管理費用の中には、大きく分けて以下の3つの費用が存在しています。
それぞれ簡単に、どういった費用なのかを説明します。
保守管理費用について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
レンタルサーバー費用
ホームページを制作する際に、サーバーという場所を借りてその中で制作する必要があります。
自社でサーバーを持っている場合は発生しませんが、持っていない企業の方が多いでしょう。
その場合は、レンタルサーバーを借りる必要があり、そのための費用として毎月数千円ほど発生します。
借りるサーバーの容量によって費用は変わるため、アクセスする想定ユーザーの数によって、自社に最適なプランを選びサーバーを借りましょう。
ドメイン費用
ドメインとはホームページのURLの一部のことで、以下の赤字部分のことを指します。
「https://www.〇〇〇〇〇〇.com/」
基本的に自由に文字列を設定することができるのですが、ドメイン管理会社から購入する必要があります。
これは買い切りのものではなく、ホームページを使用する限り定期的に費用が発生するものです。
サーバー代とは異なり、費用はピンキリであり安いものであれば十円程度からありますが、高い場合は数千円〜1万円を超えるケースもあります。
外注費用
ホームページの運営や更新作業を外部の業者へ委託する場合は、外注費用が発生します。
自社内にITに詳しい人材がいて専任で管理できる場合は必要ないですが、社内ITの規模が小さかったり、詳しい人材がいなかったりする場合は外注する必要があるでしょう。
管理してもらう内容によって月額費用は変わってきますが、最低限の管理だけで済む場合は数千円程度、集客対策などを含めて依頼する場合は、10万円を超えることも珍しくありません。
保守管理費を無駄にしないための5つのポイント!!
ホームページの保守管理費用は、必ず毎月一定額発生します。
今回は業者へ管理を依頼した場合、保守管理費用を無駄にしないために抑えておきたいポイントを5つまとめてご紹介します。
SSL対応を行う
SSl対応とは、自社のホームページのセキュリティを強化する対策のことを指します。
SSL対応されている場合は、自社のURLが「https://www.〜」というように「s」という英文字が追加されます。
httpsになっていると、セキュリティ対策がしっかりとされているという意味合いで鍵マークがホームページ上に表示されます。
鍵マークがついているホームページでは、セキュリティ対策がされているため、ユーザーは申し込みや問い合わせの際に安心して個人情報を入力することができます。
一方、SSL対応されていない場合、「http://www.〜」というように「s」がつかず、鍵マークが表示されません。
ユーザーにとって、セキュリティ対策が万全はないページだと認識されてしまい、申し込みや問い合わせを躊躇してまうケースがあります。
レンタルサーバーのサービス内でSSL対応は無料で行ってくれることが多いため、必ず最初にチェックをしSSL対応をするようにしましょう。
レポーティングをしてもらう
制作会社などに保守管理を依頼する場合、毎月自社のホームページにどれぐらいのユーザーが訪れたのか、問い合わせは何件あったのかなどレポーティングをしてもらいましょう。
認知目的のためだけで制作した場合は必要ありませんが、集客が目的だった場合は定期的なレポーティングが欠かせません。
毎月データを確認し、それをもとに改善を行なっていくことで集客数がアップしていくため、どういった形でも構いませんのでレポートを送ってもらうようにしましょう。
また可能であれば、レポートに沿ってホームページの集客がどういう状態なのか説明してもらい、制作会社と二人三脚で集客対策を行なっていくといいです。
全ての業者が、保守管理費用の範囲内でレポーティングをしてくれるとは限りません。
場合によっては、追加で費用が発生するケースがあります。
もし、追加の費用をかけたくないという場合はGoogleが無料で提供している「サーチコンソール」や「グーグルアナリティクス」というツールを使えば自社でも分析することが可能です。
成約率を改善する
レポーティングの際に重要な指標として「成約率」という数値があります。
これはホームページに訪れたユーザーのうち、何割のユーザーが問い合わせや申し込みなどの成約に至ったかを表す数値です。
この指標が低い場合、せっかく集客できているのに売り上げにつながらない、ということになってしまいます。
集客目的で制作した場合、保守管理費用を支払っているにもかかわらず売り上げにつながらなければ意味がありません。
そうならないためにも、レポーティング内容を踏まえて定期的に成約率を改善すべく対策していきましょう。
問い合わせページへの導線を改善したり、問い合わせフォーム自体を改善する手法が一般的です。
ブログを更新する
ホームページには、スタッフブログや商品やサービスでお悩み解決コラムなどの形でブログを掲載することができます。
スタッフブログを用意し、社内の雰囲気や社員インタビューなどのコンテンツを更新していくことで、会社の雰囲気が外から分かるようになり、求人を出した場合はその効果がアップします。
また、お悩みコラムを掲載することで悩みを持ったユーザーを集客でき、自社商品やサービスの導入の後押しをしてくれます。
定期的なブログの更新はメリットが多いため、しっかりとリソースを確保し更新を行なっていきましょう。
社内でブログを更新するリソースがない場合は、制作会社に依頼しコンテンツを作ってもらう選択肢もあります。
保守管理費用内で行なってくれることもあるため、制作会社に確認してみましょう。
リニューアルを行う
ホームページは作りっぱなしではなく、定期的にリニューアルを行う必要があります。
時代遅れになってしまったり、競合サイトと比較して見劣りしてしまったりする場合は、ユーザーの満足度が低下してしまうでしょう。
時代の流れが変わったり、自社の注力サービスが変わったりするタイミングはリニューアルのチャンスです。
保守管理費用の範囲内でリニューアルを行うことは難しいかもしれませんが、追加で費用を支払ってでも定期的なリニューアルは必須といえるでしょう。
まとめ
ホームページは制作後にも毎月一定の費用が発生します。
それを無駄にしないためにも、自社で行えることはしっかりと行い、制作業者と定期的に打ち合わせを行い、二人三脚でホームページをブラッシュアップしていきましょう。
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投稿者プロフィール
- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら
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