「自社のホームページが全く活用されていない」
「競合のホームページと比較して自社が見劣りしてしまう」
こういったケースにおいて、ホームページのリニューアルを検討することが多いかと思います。
ホームページのリニューアルを検討する上で、何を基準にリニューアルを踏み切るのか、リニューアルする上で気をつけるポイントと合わせて解説していきます。
ホームページのリニューアルを検討する基準
ホームページをリニューアルしようかどうか悩んでいる場合は、以下の基準に当てはまっているかどうかで判断してみましょう。
2つ以上の項目に当てはまっている場合は、リニューアルを検討すべきです。
- スマートフォンに対応していない
- デザインが時代遅れになっている
- 集客が頭打ちになってしまう
- 新たなサービスをリリースする
スマートフォンに対応していない
一昔前では、ホームページはPCで見ることが当たり前であり、その前提で作られていました。
しかし、スマートフォンが普及している現代ではPCだけでなく、スマートフォンで見る機会が増えています。
自社のホームページがスマートフォンに対応していなくても、無理矢理スマートフォンで表示させることは可能です。
しかし、横長のPC画面用に作られたページをスマートフォンで無理矢理表示しているため、非常に見づらくなってしまいます。
文字も小さく表示されるため、ページ内のリンクやボタンもタップしづらく、ストレスにつながってしまいます。
ユーザーがストレスを感じてしまっては、離脱され成約につながりません。
そのため、自社のホームページがスマートフォンに対応した作りになっていない場合は、リニューアルを検討しましょう。
デザインが時代遅れになっている
デザインの主流は時代とともに変化していくため、10年以上前に制作したホームページでは、現代のユーザーに興味を持ってもらうことが難しくなってしまいます。
自社のホームページと競合他社のものを見比べた際に、デザインが時代遅れになっていないか比較してみましょう。
比較した結果、明らかに見劣りする場合はリニューアルしない限り、競合他社に顧客を取られてしまうことにつながります。
集客が頭打ちになってしまう
どれだけ時間やコストをかけてホームページで集客対策を行っても、思うように集客できずに頭打ちになってしまった場合は、リニューアルを検討しましょう。
小手先の手法に頼り集客対策を行ったとしても、根本となるホームページに欠陥があっては集客はできません。
一方で、リニューアルしてデザインを変え機能を追加しただけで、集客がアップするというケースもあります。
集客を重視したい場合において、ホームページのリニューアルは常に視野に入れるようにしましょう。
成約率が上がらない
仮に、集客がうまくいってたとしてもホームページ上でweb申し込みや問い合わせ、資料請求などの成約に繋がらなければ、集客の意味がありません。
成約率が上がらない原因の1つに、成約までの導線がしっかりと設計されていない、という点が挙げられます。
訪れたユーザーがどのページを見て、その後どのページをたどり成約に至るのか、その設計ができてないがために成約に繋がらないことが多いです。
改善するためには、ホームページの構造から変えないといけないケースが多いため、その場合はリニューアルを検討しましょう。
新たなサービスをリリースする
自社で新たに注力したいサービスをリリースする際は、そのサービスに合わせてホームページをリニューアルするケースがあります。
注力サービスが目立たなくては、たとえ集客できたとしても意味がありません。
リニューアルせずとも、ページを増やせばサービスの紹介はできます。
しかし、トップページに目立つようにアピールしたり、そのサービスに特化した内容にするためにはリニューアルするしかないでしょう。
ホームページをリニューアルする上で大切なポイント
ホームページのリニューアルには費用がかかります。
せっかくリニューアルしたのに効果が出なくては意味がありません。
リニューアルによって成果を上げるためにも、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- リニューアルする目的を明確にする
- URLを変更しない
- SEO対策を行う
リニューアルする目的を明確にする
まず第一に、何を目的としてホームページのリニューアルを行うかを明確にする必要があります。
一口にリニューアルといっても、デザインを最新のものに変えたい場合や、集客効果をあげたい、最新のサービスをアピールしたいなど目的はさまざまなものがあるでしょう。
それにもかかわらず、とりあえずホームページが古いから新しくしたいといったように、目的を決めずにリニューアルをしても成果は上がりません。
費用をかけただけ無駄になってしまう可能性もあるため、最初の段階でなぜリニューアルを行うのか、その目的を明確にしましょう。
URLを変更しない
ホームページのリニューアルを行う際、今まで存在していた会社のURLを変えて1からリニューアルしようとする行為は絶対に避けてください。
URLが変わってしまっては、今までブックマーク登録してアクセスしていたユーザーがアクセスできなくなったり、そのURLに対して集まっていたSEO上のパワーがリセットされたりしてしまいます。
安易にURLを変えてリニューアルをした結果、ホームページのアクセス数が激減してしまう、というケースもあるため必ずURLは変えないでください。
どうしても変更をしないといけない場合は、必ず元のURLからリニューアル後のURLに転送設定をするようにしましょう。
SEO対策を行う
ホームページの集客対策の種類の1つに、SEO対策というものがあります。
SEO対策は、GoogleやYahooなどの検索サイトで検索するユーザーのアクセスを集めるために行います。
一昔前までは、大量のテキストを追加し、外部リンクを設置するだけでSEO対策が可能でしたが、近年はかなり複雑なものになっており対策が難しくなっています。
適切なSEO対策を行うには、ホームページの設計や構造の時点から対策をする必要があります。
にもかかわらず、リニューアルの際にそういった視点を持たずに行ってしまうと、後からSEO対策ができない、ということもあり得ます。
そういった事態を避けるためにも、リニューアルの際には今一度ホームページのターゲットを明確にし、そのターゲットに対してどのようにSEO対策を行っていくのか、しっかりと計画を立てる必要があります。
SEO対策には専門知識が必要なことも多いため、リニューアルを機に専門の対策業者に相談することをおすすめします。
まとめ
長くホームページを運営していると、誰もが一度はリニューアルを検討することかと思います。
しかし、リニューアルすることによって大きく変わるためなかなか決断に踏み切れないことが多いです。
そういった際には、本記事で紹介した基準を参考にリニューアルすべきかどうかを判断してみましょう。
また、リニューアルの際には目的をはっきりさせ、SEO対策をしっかり行うなどのポイントに気をつける必要があります。
そうすることで、ホームページのリニューアルが成功に近づくでしょう。
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投稿者プロフィール
- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら
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