自社でホームページを持つ場合、制作するために費用がかかることはもちろんですが、制作後に保守管理するのにも毎月一定の費用がかかることをご存知でしょうか?
制作予算を確保したのはいいけど毎月の予算を確保していなかったために、ホームページの運用がうまくいかない、ということがないように保守管理にかかる費用をしっかりと理解しておきましょう。
ホームページの保守管理費用の相場
ホームページの保守管理費用の相場は、自社で全て管理する場合、外部へ委託する場合で変わってきます。また、外部へ委託する場合もホームページの更新頻度などによって費用が変わります。
4つのパターンに分けて保守管理費用の相場をご紹介します。
ホームページを制作する際の料金相場について知りたい方はこちら
自社で保守運用を行う場合
自社の人材だけでホームページの保守運用を行う場合には、必要最低限の費用しかかからないため、毎月かかっても数千円の出費に収まるでしょう。
自社内にITに詳しい人材がいて予算をなるべく抑えたい場合は、外部へ委託せずに保守運用を行うことをお勧めします。
外部業者へ最低限の保守運用を委託する場合
自社内にITに詳しい人材がいない、もしくは人材が足りない場合は外部へ委託しましょう。
外部へホームページの保守運用を委託する際、最低限管理だけでしてくれればよく、ホームページの更新頻度が多くない場合は、月額1万円以内で収まることが多いです。
月に1,2回程度お知らせなどを更新するという場合であれば、最低限の保守運用だけで問題ありません。
外部業者へしっかりと保守運用を委託する場合
ホームページの保守管理を外部へ委託し、定期的に更新する必要がある場合は、月額で3万円〜10万円程度かかることが多いです。
頻繁にホームページの内容を更新する必要がある場合や、ホームページを利用するユーザー数が多い場合は、定期的にエラーや異常がないかを確認しないといけません。
そういった場合は、外部業者へある程度費用をかけてでも、しっかりと保守運用を委託しましょう。
外部業者へ集客対策を含め委託する場合
ホームページの保守管理だけではなく、集客対策を含め外部業者へ委託する場合は最低でも10万円はかかってしまいます。ホームページの規模や対策する業界によっては数十万円かかる場合もあります。
ホームページの集客対策は専門知識がないとうまくいかないことも多いため、しっかりと予算を確保し専門の業者へ依頼しましょう。
集客対策の方法は、SEO対策やリスティング広告、SNSマーケティングなど多岐にわたるため、業者を選ぶ際は実績があり信頼できる業者へ依頼する必要があります。
ホームページを保守管理する場合の費用の内訳
ホームページを保守管理する場合の費用の内訳としては、以下のようなものがあります。
- レンタルサーバー費用
- ドメイン費用
- 外注費用
それぞれ、どれくらいの費用が必要になるのか、解説していきます。
レンタルサーバー費用
ホームページを制作し運用する場合、必ずサーバーを借りてそこでホームページを運用する必要があります。
自社でサーバーを用意するケースもなくはないのですが、サポートも含めて考えるとレンタルサーバーを利用するケースが一般的です。
運営するホームページの規模や想定ユーザー数によってサーバー代は変わってくるのですが、そこまで規模が大きくない場合は月額数千円程度に収まることが多いです。
大規模でユーザー数も毎日数万人来る場合などは容量の大きいサーバーを借りる必要があるため、1万円を超えることもあります。
また、セキュリティ対策として今では必要不可欠となっているSSL対応ですが、レンタルサーバーの月額プランに付随している場合が多いです。ホームページの規模が大きかったり個人情報を取り扱ったりと、特に高度なセキュリティ対策が必要でない限り、追加で費用はかからないという認識で大丈夫です。
ドメイン費用
ドメインとはホームページのURLの一部のことで、以下の赤字部分のことを指します。
「https://www.〇〇〇〇〇〇.com/」
ドメインは一つのホームページに対して必ず必要で、ドメイン会社から購入する必要があります。
こちらも月額や年額など定額費用が必要となり、安いものであれば数円程度、高くて数千円のものまでさまざまあります。
自社の企業名やサービス名でドメインを取得するケースが多いですが、「.com」の部分が「.site」や「.tokyo」などさまざま存在し、「.com」の場合は比較的高いことが多いです。
外注費用
外注費用は、外部業者へホームページの保守管理を委託する際に発生する費用です。
委託する範囲や内容によって費用が変わるのですが、最低限の保守だけすればいい場合は、1万円以内で受けてくれる業者もいます。
定期的に更新しないといけない場合や、集客対策まで依頼する場合は数万円〜10万円、ホームページの規模によっては数十万円かかる場合もあります。
ホームページの保守管理で予算別でできること
毎月の予算別でホームページの保守運用がどこまでできるのかをまとめてみます。
〜1万円
毎月の予算として1万円以内に収めたい場合は、最低限の保守管理のみしかできません。
また、そもそも1万円以下で行なってくれる業者の数はそこまで多くないため、どうしても予算を抑えたいという場合は自社で保守管理を行ったほうがいいかもしれません。
WordPressが問題を起こさずに稼働し続けるための保守管理に絞ったサービスです。ドメイン・サーバー管理、SSLの更新等サーバーの保守を行います。
WordPressを常に最新版にアップデートしながら定期的にバックアップを取得します。サイトのメンテナンス、セキュリティ対策も行います。
1万円〜10万円
月額の保守管理費用として10万円までかけられるという場合は、保守管理に関しては問題なく可能です。また、定期的なホームページの更新作業も行ってくれる業者が多いです。
一方で、ブログなどのように自社のスタッフが書かなくてはいけないものは、自社内で執筆し業者にアップロードをお願いする、という流れになります。
集客対策の一環としてブログの執筆から業者へ依頼する場合は、追加で費用が発生することが多いです。
10万円〜
月額予算を10万円以上かけられる場合は、保守管理が問題なくできるのはもちろん、ホームページの更新も細かい要望まで対応が可能です。
また、予算内であればホームページの見た目を変更したり機能を追加したりといったこともできるでしょう。
さらに、それだけ予算をかけることができれば集客対策もしっかりと行えることが多いです。
集客対策の中でも重要なSEO対策は、難易度が高く専門知識が必要となるので、しっかりと予算をかけて外部の専門業者へ依頼しましょう。
上記サービスは下記でお困りの事業者様にご活用いただいております。
まとめ
この記事ではホームページの保守管理費用の相場と内訳を解説してきました。
予算を抑えようと思えば、月額1万円以内で保守管理を行うこともできますが、最低限の更新しかできません。
ホームページ上でしっかりと集客をし、定期的に更新をしていく場合は毎月10万円以上予算として確保しておきたいところです。
投稿者プロフィール
- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら
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