この記事では、WordPressの人気の秘密についてご説明致します。動画で見る方は下記よりご覧ください。
世界で一番使われているCMS
世界のブログ(CMS)に占めるWordPressシェア
https://w3techs.com/technologies/history_overview/content_management/all/y
※CMS(content management systems)とは、自分たちで更新できて投稿できて管理できるという
「世界のブログCMSに占めるWordPressシェア」というホームページがあるのですが、ここを見ると、WordPressは世界で1番使われているCMSということがわかります。
ご覧の通りこのサイトは英語なんですが、見て行くと1位はNone(Noneとは不明のことです)と書いてあります。
2位に来ているのがWordPressです。
2011年の段階で13.1%だったのが少しずつ率が上がって来て、2020年の段階で36.3.%になっています。
ここには世界中のCMSが載っています。今、ほとんどのサイト、ホームページがブログシステムをメインに作られています。
このサイトの世界中のランキングを見て行きますと、上の方には日本であまり馴染みのないものが結構あります。
日本でも少しずつ馴染みが出てきているWixが、2020年3月時点では世界シェアが1.3%ですね。
その他見て行きますと、frontpageというのがあります。これはMicrosoft社が出しているホームページ制作ソフトです。
日本で1番有名なのでは、ジャストシステム社のホームページビルダーです。これが2019年時点で0.1%だったのが、2020年の1月現在では0.1%を下回るシェアになっています。
シェアのグラフを見ますと、WordPressのシェアが高まって来ているのがわかります。これはWordPressが使いやすくで、世界中で使われているということです。
あと、同じサイトで日本での日本国内でのシェアも出ています。
<日本国内での驚くべきシェア>
https://w3techs.com/technologies/segmentation/cl-ja-/content_management
日本国内のCMSのシェアはWordPressは82.8%(2020年3月時点)と驚異的な数字になっています。
DreamweaverとかEC-CUBEといったソフトに比べて圧倒的なシェアを誇っています。もはやWordPress1強といった感じです。
Web上に情報が多い
・WordPressサポートサイト
https://ja.wordpress.org/support/
WordPressの人気の理由は何かというと、web上に情報が多いということが挙げられます。WordPressのサポートサイトもありますし、検索で色々なものが簡単に調べられるのです。
WordPressのサポートサイトには、インストールの方法を始め、基本的な使い方が細かく書かれています。英語の内容はブラウザで日本語に翻訳したら読めます。
例えば、よく使われるプラグインで「ContactForm7」というのがあります。
プラグインというのはスマホでいうアプリです。つまりWordPressに設置するアプリの事です。
それをどう使うんだろうと分からない時は、Googleの検索窓に「ContactForm7 使い方」と入れて検索してみると設置方法など様々な情報が出て来ます。
それ以外でも「メールが送信できない」といった何か困った時に、そのトラブルのキーワードを入れてみると、解決できる情報が多いです。
こういったサポートがあることも、WordPressを使えば非常に安心であると思われています。
ボタン1つで設置できる
WordPressはサーバーの管理画面から、ボタン一つで簡単に設置できます。
弊社の動画内では実際にサーバの画面で操作をお見せしています。
簡単インストールボタンを押すと、指定のドメインにWordPressが簡単に設置できます。
ブログ名、ユーザー名、パスワード、メールアドレス等、サーバーに必要な情報を入力します。
そのまま初期状態で確認画面へ進んで、インストールボタンを押せば、WordPressが指定のドメインに設置できます。
これだけでWordPressは設置できます。
常に最新システムにバージョンアップできる
世界中のエンジニアの方々が、WordPressをより良いものにするために日々、改良を加えてくださっています。
WordPressは常に最新システムにバージョンアップできるというのも大きな人気の秘密になっています。
これも世界中のエンジニアがWordPressをより良いものにするために日々改良してくださってるんですね。
ネット上はいろいろな攻撃とか日々web上で色々なプログラムが飛び交っているのですが、そこからWordPressを守るためにエンジニアの方々が最新の情報とか最新の技術を使ってくださっています。
我々WordPress使う側の人間としては恩恵を受けている形になっています。
実際にWordPressの管理画面でバージョンアップをどのようにするかっていうのを動画では簡単にお見せしています。
WordPressの管理画面から、更新ボタンを押すと、プラグインの更新とかテーマの更新とか様々な更新情報出てくるんですね。
実際に更新のやり方としましては、アップデートしたいプラグインなどにチェックを入れて、更新ボタンを押すだけで更新されます。
ボタン一つで更新ができますので、もちろん注意点もありますが、WordPressというのは管理画面から更新できる非常に便利なシステムになっています。
広告が入らず全て無料で使える
なぜ広告が入らずに無料でWordPressがすべて使えるのかというと、「パブリッシングの民主化」があるからです。WordPressが色々な方の参加によって成り立っているオープンソースのシステムであるということが上記サイトに書かれています。
世界中の多くの善意の協力者の方々が、このWordPressというソフトを良くするために日々何らかの開発に携わってくれたり、マニュアル作成、プラグインの改造とか改善に携わってくれていたりと、そういったことを多くの方々が無償で協力することによって成り立っていうシステムになってるのです。
同じページ内に、「権利章典」が書かれていまして、自由に使っていいですよ。となっているのです。
WordPressは1番目の自由、2番目の自由、3番目の自由、4番目の自由、ということで、これもあまりWordPressを使う時に気にしないところなんですけれども、自由が保障されているので我々も勝手にお客様向けにWordPressを改造して提供するという仕事ができるのです。
これらの自由では、どんな目的にもプログラム実行できますよ、変更しても全然構いませんよ、再配布しても良いですよ、変更を加えた独自バージョンの複製を他の人に売っても良いですよと、そういう自由が保障されているとこれはもう非常にありがたい話です。
我々ももちろん恩恵を受けていますし、これを自分たちでホームページとして活用するっていう人たちも、もちろん恩恵があるのです。
この自由が保障されているので安心してビジネスに使えるとそういうことになっているんですね。
なぜ広告が入らずに使えているかは、どこかの営利企業が運営していることがなく、善意の開発者とかWordPressのサポートしてくださる方々のおかげであり、そのため広告なしで無料で使えているのです。
一企業が提供しているブログですと、基本は広告がついてきます。
広告を外すためにはプランに入らないできない等になっていきますので、無料で広告が入らないWordPressっていうのは非常に使い勝手がいいことが分かると思います。
WordPressのSEOについて
WordPressはSEOに強いなんて言われていますが・・・
・Web黎明期からSEOの意味が変わっています
・技術的なSEO情報は無視してOK
・SEO=見る人が満足するコンテンツを作ること
・画面の向こうの人を想像して、その人に響く内容を考えること
最後はWordPressのSEOについてです。
WordPressというのは基本的にいろんなネットとかの情報を調べたときにSEOに強いとかと言われていますよね。
ただこのSEOの意味というのはweb黎明期の頃から意味がかなり変わっているんですね。
キーワードを少しホームページに入れておけばそのキーワードで上位表示されるとか、そういう古いSEOというのも今はまったく意味がないということは知っておいて欲しいと思います。
技術的なSEOの情報もネットに情報がたくさん出ていますが、例えばそれが2016年とか2017年の情報だと、意外と古かったりするんですね。
最新の情報は、「見る人が満足するコンテンツを作ること」これのみなんですね。最新のSEOはこう思っておいていただいたら間違いありません。
だから特にメタタグとか、そういう言葉は知らなくても問題ないのです。
・metaタグをどうするか?
・キーワードの出現率をどうするか?
そういった話とか情報を知れば知るほど出てきて気になってくるかと思うのですが、一切気にしなくて大丈夫です。
唯一気にするとすれば、検索結果にスニペットとして「メタディスクリプション」が表示されますので、そこはWordPressの各ページの管理画面で「抜粋」にページの説明文章を書いていただければ問題ありません。スニペットとは下記画像でいう黄色の網掛けの箇所のことです。
キーワードの比率とかをあれこれ言ってる時点で、いびつなコンテンツや内容になってしまうので、注意が必要です。そうではなく、画面の向こうの人を想像して、その人に響く内容を考えることが真のSEOです。
ホームページだから特殊なことをやっているのかというとそうでもなく、
1.しっかりと相手に伝えることをしているかどうか、
2.相手に伝わる内容で文章を書いてきちんと説明できているかどうか、
そういうところに注力していって欲しいのです。
今もSEOコンサルティングのサービスなどが多数存在していますが、実際はコンテンツを企画・制作するコンサルティングという言い方の方が良いと考えています。
外部サイトからリンクを貼って、誘導して上位に上げるという外部リンク設置型のサービスは、2010年頃に廃れてきて、今は成り立っていません。
そういうサービスの勧誘電話などは信用せず、ご自身で、本当にアクセスを集めていくためには何をするのが正しいのかを判断してほしいと思っています。
今はWordPressがありますので、管理画面にログインしたらホームページの修正が誰でもできる時代になりました。
しかし、昔はサーバーにFTPソフトを介してアクセスして、データ修正やデータをアップロードしたりダウンロードしたりとか、ややこしいことをしていました。
ややこしいことがあった時代というのは、ホームページは「業者しか触れない」=「難しいもの」だったのです。
その難しいというイメージが染み付いていたのですが、今やWordPressが出てきて、誰でも修正ができる時代になると、SEOも自分でできる状態になったのです。
自分で触れない時代のホームページであれば、ホームページやSEOも業者に頼まないといけないんじゃないかと不安になりますよね。
SEOをやりたい場合は、見る人が満足するコンテンツを作ること、これをご自身で行って欲しいと思います。
どういう文章を書けばいいかをご自身で考えてお客様に提供する、これをやっていかないと集客とか販売がWebでできないことになりますので、しっかりと取り組んで欲しいと思います。
WordPressがSEOに強いって言われていることも多いのですが、これの意味するところはコンテンツを作って自分で修正とかしやすいという意味で「SEOに強い」と思っていただければそれでOKです。
WordPressを使えば上位に表示されやすいということなど実際はありませんので、お客様にとって必要なコンテンツを作り続けることが一番Webにとって、あなたのそのホームページを作って運営していくことにとって、良いことであるということを知っておいて欲しいのです。
こちらが最新情報です
Google検索結果の「ゼロクリック検索」対策New!!
SEOの最新トレンド-2025年に向けての対策New!!
ISO27001(ISMS)認証を取得しました
1ヶ月でYouTubeショート動画を23本出した結果
PHP7.4.33バージョンからPHP8.3以上のアップデートについて
WordPressの本体・テーマ・プラグインはいつアップデートすればいいの?
WordPressサイトのバックアップはワンクリックでOK!これ一択
ChatGPTでのコンテンツ制作は危険
初めて発行したプレスリリースの結果と感想
会社サイトのリニューアルが必要な10の理由とその重要性
制作費10万円+月額4,500円でのウェブサイト制作・保守サービス
WordPressで18年間エックスサーバーを使っている感想
投稿者プロフィール
- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら
最新の投稿
- SEO・Web集客2024年11月19日Google検索結果の「ゼロクリック検索」対策
- 01メルマガバックナンバー2024年11月15日SEOの最新トレンド-2025年に向けての対策
- お知らせ2024年11月8日ISO27001(ISMS)認証を取得しました
- 01メルマガバックナンバー2024年10月16日1ヶ月でYouTubeショート動画を23本出した結果
お問合せフォームはこちら
弊社サービスをご検討いただきありがとうございます。
相見積もりや社内検討用など、概算お見積りのPDFが必要な場合はこちらでご入力・出力できます。
お見積りのご依頼・打ち合わせはZOOM/GoogleMeet/お電話等、オンラインでも対応可能です。全国からお問い合わせを受付けています。
2営業日を過ぎても弊社からの連絡がない場合はメールが届いていませんので、大変お手数をお掛けしますが、下記メールアドレスにご連絡ください。