今回は、金額以外で制作会社の差ってどこで見分けるのか?という話をしていきます。

小規模事業者や個人の方では、ベストは自作でホームページを作って運営するという方法なのですが、WEB制作自体を人に任せたい方も結構な割合でいらっしゃいます。

そんな時に重要になってくるのが、どんな基準でホームページの制作会社を選べばよいのか?ということです。

「ホームページ制作会社 選び方」などで検索しても、色々な情報が出てきて、結局どこで選んでいいのかわからないという声も聞きます。

検索で調べることが多いと思いますが、結局どういう基準で選べば良いのかがわからない場合は、最終的には価格が選ぶ基準になってしまいます。

でも、価格もピンからキリまで、制作会社によって異なります。

この記事では、3つのポイントに絞って、金額以外で制作会社のどこを見れば良いのかというお話をしていきます。

ChatGPTにて作成:https://chat.openai.com/

技術的側面から判断しなくてOK

まず1つ目です。

WordPressを使えば大体のことはウェブサイトでできますので、技術的側面からは判断しようとしなくてもOKです。

昨今は、ウェブ制作の標準的なツールになっているWordPressで作る会社が多くなっています。

WordPressは世界中のホームページの約4割以上で使われています。(参照サイトはこちら

WordPressでの制作は、スマホで例えると本体にアプリをインストールする感じで制作して行けます。

スマホのアプリと同じ感覚で、WordPressも様々な機能を入れることができるのです。

WordPressの場合は、スマホで言うところのアプリはプラグインという呼び方をします。

このプラグインをWordPressに追加していけば、例えばお問い合わせフォームや、カレンダーや、スライドショー等、色々な機能が取り付け可能になるのです。

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昨今、事業用ホームページを自作する方が多くなってきています。

簡単に機能を追加できるWordPressの仕組みが、多くの事業者の自作を可能にしています。

数百ページ規模のサイトであってもWordPressで問題なく制作できますし、制作会社によってはWordPressを使うことでいろんなプラグインがあるため、技術的な差はそれほど出ない状況になっています。

ただ、注意しておいてほしいのは、専門知識がなければ難しい部分もあるので、お客様との知識差を商売にしている制作会社もあるんです。

ただ、無料で誰もが入手できるツールで、現在のウェブサイトの多くが作られているということを知っておいてほしいです。

ですから、昔のように専門家しかウェブサイトが作れないということはなく、ITによほど詳しい人以外は、制作会社を技術面で判断するのはもう不要であるとさえ言える制作の現状があります。

つまり、WordPressを使えば大抵のことは、どの制作会社さんでもできます。

あなたがもし発注側であれば、技術的な側面から判断しようとしなくてもOKです。

そこを制作会社選択の切り口にしなくても良いということになります。

ただし、ココナラなど個人で制作を請け負っている方につきましては、かなりの個人差がありますのでよく注意して選ぶ必要があります。

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コミュニケーションが取りやすいかどうか

次に2つ目です。

金額以外で制作会社の差をどこで見分けるのか、コミュニケーションが取りやすいかどうか、メールや文字情報のやり取りが丁寧かどうか、ここで判断してほしいと思います。

ホームページ制作は長期間にわたって文字ベースで依頼事項のやり取りをすることになります。

大きなサイトになればなるほどやり取りの回数も増えますし、お互いにコミュニケーションが取りやすい状態でなければ、やりとりだけで疲れてしまいます。

ですから、気持ちの良いコミュニケーションができて、発注側も受託側もストレスのないやり取りができれば、制作部分にどちらも全ての神経を集中させることができます。

制作に集中できればより良い成果物になりやすくなります。

コミュニケーションが取りやすい会社さんかどうかというのは、お問い合わせの段階からチェックしてみてください。

初めてのお問い合わせの返信に、2日も3日も待たされたような状態でしたら、実際に制作が始まった後も、ちょっとのことで待ち時間が長くなったり、早く返事が欲しい内容にも時間がかかるなぁって思ったり、ストレスがかかりそうですよね。

そういう想像が結構当たったりするんです。

また、注意しておいてほしいのは、最初にはすごく丁寧なやり取りをしてくださる方だと思ってたけれども、途中からズルズル対応が遅くなってきたり、メールの書き方が少し雑になってきたなとか、そういう場合も出てきます。

こういう場合はちょっと難しいのですが、これは次の3でどう判断するかをお話ししていきます。

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人柄や信頼性、誠実さ、信用に足る人かどうかで決める

最後に3つ目です。

これは長期的に付き合うことになるので、会社や担当者の人柄や信頼性、誠実さ、信用に足る人かどうかで決めると、そういう内容になります。

一番重要なのが、発注側のこの判断力ということです。

もちろん、制作前には事前に顔合わせを行うと思いますので、30分から1時間ぐらい事前にミーティングで打ち合わせを行って、そこでスキル的なものよりも参加者の人となりとか、会社の雰囲気とか空気感をチェックしておくことがおすすめになります。

ビデオ会議だけでも、どんな相手さんなのかなというのが昨今はわかりますよね。

技術力がありそうだけれども、ちょっと上から目線やなとか、物言いがちょっときついかなとか、初心者向けにきちんと質問に答えてくれなそうだなとか、少しでもそういう良くない雰囲気を最初に感じ取った場合は、発注しない、そういう勇気を持った選択をしてほしいと思います。

この多少のズレというか違和感というか、そういうところって結構後々まで大きく響いたりするんです。

あの時やっぱり断っておけば良かったとか、やっぱりあんまりいい感じじゃないなと思ってたけれども、やっぱりそうだったとか、第一印象が当たることが多いです。

ある程度、調査もちょっとしてもらった方が悪いなとか、そういうのを考えずに、後々のことを考えて断ります。

キッパリ止めて、連絡を断ってしまう、そういう選択で良いと思います。

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もちろん、事業用としてホームページを外部に制作してもらうというのは、基本的には長期利用が前提です。

保守管理とか運営サポートを充実させている会社さんとか、そういう運営ノウハウの会社があるというところも一つの選択する目安にはなってきます。

もちろん、WordPressの場合は外部に保守を委託しなくても、自社運営は可能ですが、プラグインの更新とか、WordPressのアップデート、スポットでの難易度の高い対応とか、そういった場合にお願いせざるを得ないこともあります。

そこは制作してもらった会社さんとお付き合いする方が、制作した時にサイトの中身も分かっていますので、修正対応が早かったり、情報共有が楽になったり、メリットが出る部分は発生します。

とにかく人柄とか、誠実かどうかとか、そういう部分を中心に見ていっていただけると一番いいんじゃないかなと考えています。

相手の立場に立って、急いでいると思えば至急で対応してくれたりとかですね、定期的な保守管理を頼んでいる場合であったら、多少の作業は追加無しで行ってくれたりとかですね。

金額が安くても、ここからここまでしか弊社は対応しませんっていうような、区切り線を引いたような画一的なサービスよりも、持ちつ持たれつの関係を築いていく方が、ウェブサイトの継続運営と成果を上げるための運営には繋がりやすいと考えています。

制作会社側としても、相談すれば高く取られそうだなとか、簡単な修正なので面倒に思われないかなとか、お客さんがそういうふうに思っておられるんじゃないかなっていうのはなんとなくわかるんですよね。

そういうことを考えずに、気楽にメールしたり、電話したり、チャットしたり、SNSでメッセージを送ったり。

担当者同士でそういう関係性を構築できていると、ホームページ運営は、規模の大小に関わらず、ストレスがない状態で進めることができます。

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ウェブサイト自体が機械的に自動的に作られたり、修正が勝手にされたりするものではないので、全ての作業が人手を使った作業ということになります。

そのためにどんなツールを使うかというよりも、人柄が信用できるかどうか、誠実な方かどうか、話しやすい方がどうか、その部分で決めると良いです。

技術的なことは、1番目で取り上げたように、WordPressであれば簡単に解決できることがほとんどで、どうにでもなります。

対人ストレスとは無縁のホームページ運営をするためには、ストレスのない相手と組んで制作を行うというのが、僕が17年間のホームページ制作業で見てきた中で成果を上げるための必要条件です。

ストレスがかからずに、楽に双方の関係で成果を上げることに集中できます。

ちょっと連絡しにくいなとか、そういうことを抜きにして、成果を上げることにお互い同じ目標に向かって進むことができます。

人柄とか、信頼できる人かどうかとか、やはり結局はそういう部分に行き着きます。

まとめ

もう一度、1から3までおさらいしますと、1番としてWordPressを使えば大体のことはできますので、技術的側面からはまず判断しなくても良いです。

2つ目はコミュニケーションが取りやすいかどうか、メールや文字情報のやり取りが丁寧かどうかというところを見てください。

3つ目は、長期的にお付き合いすることになるので、担当者の人柄や信頼性、誠実かどうか、信用に足る人かどうかで決定すれば、多くの場合で問題が起こりにくくなります。

こういうところで選んでいただけると、間違いが少なくなる、そう考えています。

投稿者プロフィール

山口 敦
山口 敦
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら

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