最近Google検索のページインデックス基準が厳しくなっている!?
従来型のSEOはとにかくユーザーに役立つコンテンツを大量に作り、それをページに分けて展開し、それぞれのベージのテーマキーワードで検索結果から集客をしていく、そういう切り口が主流でした。
現在Google検索では、そのSEOの目指すべき姿を根底から覆そうとしているのかもしれません。
とにかく従来型のSEOではある程度の文章ボリュームでページを生成させ、それをページとしてWeb上に投稿公開すれば、基本的にはそのほとんどのページが
- Googleにキャッシュされ
- Googleのサーバーにインデックスされ
- ページの内容に沿ったキーワードで検索結果に表示される
というのが普通でした。
ところが最近になって、弊社もお客様のサイトを日常的にチェックしているのですが、多くのお客様のページでGoogleのキャッシュが外され、検索インデックスから除外され、検索結果に表示されないという事態が頻発しております。
Googleにキャッシュされず、インデックスから除外されるということは、すなわちあなたのそのウェブページが世の中に存在しないのと同じということです。
2022年の4月時点で、多くのサイトで前年同月比アクセス数が、20%減少や30%減少、コンテンツをほとんど更新していないサイトについては前年同月比で50%程度も検索結果からのアクセス数が減少しているという事例も見受けられます。
あなたのサイトはこのようなことになっていませんでしょうか?
対策はありますので、まずは一度ご自身のサイトを下記の方法でチェックされてみてください。
Googleの検索エンジンにキャッシュされているかどうかをチェックする方法
まずはあなたのサイトの主要ページが、Google検索に出る状態になっているかをチェックする必要があります。
Googleの検索エンジンに「キャッシュ」されているかどうかをチェックする方法は、下記のように
「cache:https://www.webroad.co.jp/」のように、該当するページの”https://~”で始まるURLの前に、「cache:」を付けて検索窓の入力し、Enterキーを押して判別します。
Enterキーを押した後、下記の赤枠ような表示が出れば、その日付でそのページは「キャッシュ」されています。ひとまずOKです。
この方法であなたのサイトの様々なページをチェックしてみましょう。
「最近このページはあまりアクセスがないな」
と思われているページが、ことごとくキャッシュされておらず、Googleのインデックスから除外され、既に検索結果に表示されていないページになっているのに気づくはずです。
一方で、”https://~”で始まるURLの前に、「cache:」を付けて検索バーに入力した結果、下記のようなロボットの表示が出ればそのページはキャッシュされていないということです。
キャッシュされていないということは、Googleにページのデータが収集されていないということであり、Googleのサーバーの中にそのページのデータが「インデックス」されていないということになります。
キャッシュされていないということは、Googleにページのデータが収集されていないということであり、Googleのサーバーの中にそのページのデータが「インデックス」されていないということになります。
「Googleにインデックスされる」とは、Googleのサーバーの中でそのページがいつでも検索結果に表示されるように準備され、リストアップされている状態、つまり、検索結果に表示されるためのスタンバイ状態になっている状態ということです。
「キャッシュ(cache:)」されて「インデックス(index)」されていなければ、どれだけあがいてもGoogleの検索結果には表示されません。
Googleの次に多く使われている「Yahoo!」の検索エンジンでもGoogleの検索エンジンが使われているため、Googleにキャッシュされてインデックスされていないということは。「Yahoo!」の検索結果にも表示されていないということになります。
多くのサイトの個別ページで、このような検索結果に表示されない状態のページが大量に発生しております。
過去にしっかりと情報を記載したページであっても、1年・2年と日が経つにつれて、その情報の鮮度はどんどん劣化していきます。
例えば2020年頃に、特定の検索キーワードで常に1ページ目に表示されていたあなたの自信のあるページも、知らないうちに古い情報や必要のない情報と判断され、インデックスされていない状態になっているかもしれません。
Web上の情報の爆発的な増加とともにGoogleがインデックスする情報量が抑えられて、知らないうちに検索結果に出ないページになっていたということが起こっています。
そのため、集客ができているはず(と考えている)ページのキャッシュ状態を調べることをお勧めいたします。
Google 検索の方向性が変わった?
もともとGoogleは世界中の全ての情報を全て集めてそれを整理するといった理念を持っていたかと思うのですが、あまりにWeb上の情報が増えすぎたために、方向転換もしくは見直しを迫られているのかもしれません。
SNSや日記ブログに代表されるように、ただの個人の日記的な意味合いの強い記事や投稿であっても、従来は Google の検索結果に表示されていたものです。
しかし、徐々にそういった個人的な属性の強いものや、そもそもWebで他の誰かが必要としていないと思われる情報は検索結果に出ないようになってきました。
Googleの検索結果について断定できないのは、その検索アルゴリズムや順位の計算式がブラックボックスとなっているからです。
GoogleでプログラミングされたAIによる自動判定で、人間の動作を判定し、自動的に各検索キーワードの検索結果での順位付けがされているからです。
刻一刻と変化するGoogleの検索アルゴリズムに対抗するためには、様々な事例を見て、仮説を立て、予測をし、その上で実際のWeb上の表現につなげていくような手探りの試行錯誤を繰り返していくことでしか対応策は見えてきません。
そのため確実に検索上位に行く方法や技術は、今のGoogle検索が進化し続けている以上、たとえGoogleの社員の方であっても明確に何をすれば上位に表示されるのかというところは分からないのが現状です。
Google 検索で評価される唯一の方法
Google検索で確実に良い事とされることは、
- 検索エンジンを使ってキーワード検索をしたユーザーが何を探しているのか?
- 何を求めているのか?
- どのような問題を解決したいと考えているのか?
- どのような情報を見れば検索エンジンが役に立ったと思ってもらえるのか?
上記のようなことをひたすら頭を使って考え、相手目線で人間の視点に立って、どのような情報が提供できるのかを徹底的に突き詰めて考えて、それをコンテンツとして表現することのみが、正しいGoogleのSEOのあり方ということになります。
このような抽象的な表現でしか書けないのは、ユーザーが探しているキーワードによってはその求められる情報の質や情報の内容が全く異なったものになるからです。
「格安引っ越し会社」と検索するユーザーと、「三平方の定理」と検索するユーザーでは、その必要とする情報の質が全く異なります。
これは検索ユーザーが何を求めているか?という切り口や考え方が全く異なるからです。
こういう理由もあり、事業者は他の業界の会社が成功した事例をそのまま受け入れて同じことをして検索上位を再現させることが難しいのです。
もちろん参考にはするものの、やはり独自でユーザーに対してどのような情報を提供すべきなのかを個々に解決策を見つけ、仮説を立て、実践し、検証し、考え続けなければならない問題になっているのです。
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- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら
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